秋の夜長のBL企画参加作品「安芸の島」の最終話を投稿しました。
※この先、多分にネタバレがありますので、ご注意ください。
散策のあとは、お腹ぺこぺこなのでいろいろ食べるのもいいですね。
こちらはゴージャスなおやつと称したカキフライ。
昼間っから(15時くらいだったけど)飲むアルコールはサイコー!
7月から月光さんで書き始め、専用のTwitterアカウントを取りました。
そこでの遣り取りで、企画物に参加されていらっしゃる方が多くて、みなさんどうやって情報交換していたんだろう?と不思議に思っていました。
月光さんでは、書き手と読み手は感想やメッセージ(通常ページが開放してある場合)で遣り取りができますが、横のつながりは作りにくいですよね。
Twitterのように拡散できないし。
あと、なんていうか「すっかりできあがっているグループの中に入っていくのがちょっと戸惑ってしまう」という私のヘタレ具合で…
そんな感じでいたら、秋企画がTLに流れてきました。
最初は様子見のような感じでしたが、声をかけていただいて参加することにしました。
テーマは秋。
秋と言えば紅葉。
紅葉と言えば宮島。
こんな安易な連想ゲームから物語が始まってしまいました。
広島弁、しゃべらせたいな。
宮島のメインストリートから外れたところを歩きたいな。
盛り上がりも盛り下がりもなく淡々としたいな。
静かな静かなお話にしたかったです。
指さえ触れ合わないような、始まるか始まらないかわからない、どこかに紛れて消えてしまいそうなほど透明なものに。
それで「安芸の島」の五話まで書きました。
それが9月末には書き終わっていて、「熟成」と言って放置することにしました。
よく、するんです。
冷静になれたり、もっとなにか理解が深まったり、そんなことがあるので。
そんな中、速水サイドのお話がむくむく出てきました。
一応、どんな相手に失恋したのかぼんやりは考えていましたが、書き始めてみると、すんげぇイヤなヤツで「キーっっっ!」となっていました。
あんまりにも淡々すぎたので、速水サイドの「神の島」を書き足せてよかったと思います。
タイトルもどストレートにつけました。
タイトルが大事なのは、「騎士様」のことで重々知ったのですが、なんだか技巧を凝らすより、朴訥な英介のように「これじゃけぇ」とぼんとぶっきらぼうに出してみたかったのです。
そのせいか、Twitterで拡散していただいたにもかかわらず、PVも伸び悩んでいるようですが、なんだかこの作品らしいなぁ、と思ってこの状態も満足しています。
ブログと連動して、写真をいっぱい載せられたのは嬉しかったな。
月光用Twitterって、あまり写真を添付しないので、ちょっと寂しくて。
ブログ更新ツイートはトップ画像入りでツイートされるから満足、満足!
宮島の紅葉はこれからが本番。
年によってピークの時期が違うし、夏の天候で紅葉の仕上がり具合にも差ができるので、必ず最新の情報を調べて、来てつかぁさいね。
最後になりましたが、企画運営のおりべ美緒さん、大変お世話になりました。
初めての企画参加、楽しかったです。
他の書き手さんや描き手さんの作品を知る素敵な機会になったし、Twitterでも仲良くさせていただくきっかけになりました。
ありがとうございました。
それから、月光さんではポイントやブックマーク、そして最後の最後でweb拍手を導入し拍手をしてくださり、ありがとうございました。
歌詞とは違いますが、この歌の透明感に似たものが出せないか、と苦心して書くときにずっと聞いていました。
英介も速水も、自分の道を迷わず歩けますように。