銀のエトコリア

2018-09-22

大身槍・日本号に会いに / 博多市立博物館

event_note9月 22, 2018 editBy Kyrie forumNo comments

※ 審神者ではないキリエが(意味:ゲーム「刀剣乱舞」未プレイ)、黒田節でも有名な大槍「日本号」を見に行った話。


博多と言えば長谷部さん


博多に、ユーリ!!! on Ice の原画展を見に行った。
(後でこれについてもブログに書く予定)

泊もつけたので、ほかになにをしようかと探し、メモしていた。

ふと「そう言えば、長谷部さんは博多にいるんだな」と思い出した。
ゲーム「刀剣乱舞」をやったことがないのに、そういう話題がなぜか流れてきたり、「へし切長谷部のおうどん」を食べにいったり、アニメは花丸1、2と活撃の3つ見ていたり、まったくの無煙ではない。

ちょっと気になって調べてみた。
もしかしたらうっかり長谷部さんに会えるかもしれない。



日本号さんに会いに


結果、長谷部さんは博多市立博物館にいらっしゃったが、一番近い展示は2019年1月5日~2月3日だった。
ちなみに日光一文字さんは2019年2月5日~3月3日。
いずれも博多市立博物館HPで確認してください。

黒田家名宝展示―官兵衛ゆかりの資料展示― | トピックス | 福岡市博物館

そして日本号さんが常設展示されている模様。
これは行かねば、日本号さんに会いに!




博多市立博物館がある地下鉄「西新駅(にしじんえき。読み方がわからずに困ってしまった)」にはサザエさん通りがあり、それに従っていくと、立派な博物館に到着する。

この博物館には志賀島で出土した「漢和奴國王」の金印が納められていることでも有名だ。
その金印と黒田家のお宝や所蔵品が展示された常設展と企画展セットで入場料大人200円!
お宝がいっぱい見られて200円!!


まずは金印を拝み、博多を中心とする歴史が学べる常設展にを見学し、いよいよ日本号さんの待つ企画展へ。




でかくてぎらぎらの日本号さん


一目見た時に思わず「でかっ!」と言葉が出てしまった。

「とうらぶ」では大柄で無精ひげの似合いそうなワイルドな男士として描かれていたので、「本当にでっかいんだ」と思った。
3m以上あるのを知って、納得。




竜の彫り物もくっきりと、そして精密に。
実践で使われた証拠として、傷跡が示してあった。
戦いのときについたらしい。



そして、このぎらぎらしたの見える?




これ、キャップ(?!)。
螺鈿細工びっしり。

螺鈿(らでん)とは、貝殻の内側の七色に光る部分を漆などに埋め込んできらきらさせる装飾技法。
柄の部分も全部この細工が施されていた。
相当な作業だ。

こんなに前面にぎらぎら細工をされていると、下手をしたら下品になりそうなんだけど、大振りであり、形もシャープなせいか、「似合ってる。日本号さんに似合ってるよ!」とひとり、勝手に納得していた。





柄の先の細工も細やかで美しい。

「日本号さん、カッコいいです……」
とぼんやり見ていた。

展示のガラスにべっちょりと脂がついていた。
きっと他の日本号さんファンか、審神者さんかが近くで見たいがために勢いついておでこをぶつけたのではないか、と想像した。
私も思わずしそうになったもん。


いやぁ、あの螺鈿細工、もうちょっと近くで見たかった。




ブロマイドも買いました


売店でブロマイドを買いました。
(ただの絵葉書です)

左から日本号、へし切長谷部、日光一文字、金印。

どうです、日本号さんのぎらぎら具合!
竜の迫力!

一枚100円(税込)。


日本号さんのブロマイド(ただの絵葉書です)には、特別セットもあった(3枚セット。250円。税込)。
セットの3枚を並べると迫力のある1本の日本号さん完成!
3枚並べてそのでっかさを堪能してもよし。
1枚ずつにして、その細部を舐めるように鑑賞するのもよし。

しかし、私は送り先に思い当たるところがなく、買わずに終わった。





いやぁ、日本号さん、すごかった!
機会があったら会いにいってみてほしい。
あの大きさと細工のすばらしさとぎらぎらの美しさを堪能していただきたい。
おまけにその入場料でいいの?
ブロマイド、そのお値段でいいの?
だって、入場料200円、ブロマイド3振分300円、日本号特別セット250円でも750円ですよ!
これに金印もつけちゃう!
石包丁も須恵器も山笠もつけちゃうよ!

これに特別展も見ていたら、お腹いっぱいになっちゃうと思う。
すんごい楽しかった!!




それで、審神者にならないの?

何度か「とうらぶ」をプレイしてみようか、と。
審神者になって、薬研さんに「よう、大将!」と呼ばれ、長谷部くんに「主!!!」と叫んでもらおうか、と。
考えないこともなかった。

が、今のところしていない。

いくつか理由がありそうなんだけど、まぁ、

  • ゲームする時間が取れるのか。
  • 課金はしたくないなぁ。
  • こんなにお話が進んでいたら(?)、新参者がプレイしても楽しめるのか(過去にイベントがありすぎてついていけなくなってつまんない、とかないかな)。
  • キャラがいっぱいすぎてお腹がいっぱいにならないのか。
などなどあるが、最大の理由は、「日本刀が怖い」。


刀剣男士は日本刀だ。
あるいは槍。

これまで美術館・博物館で何振りも日本刀を見てきた。
あるいはお城の資料館でも展示されている。

いつだったか、綺麗な波紋をうっとりしながら見ていたのだけど、そのとき急に、削ぎ落したフォルムと研ぎ澄まされた刃から「人を切り裂く武器」である、ということを自覚した。
すごく、怖い、と感じた。
震えがきそうだった。

「カッコいい」と無邪気に思ってはいけないのだ、と思った。
人を殺傷する武器なのだ。




そんなこんなでいまだに審神者になっていない。
しかし、常に気になっている。
きっかけがあると、プレイしているかも。

やんわりとプッシュされているが、あと一押し。
「これぞ!」ということを私は待っているのかもしれない。




おまけ



博多の街を歩いていたらとうらぶのコラボカフェのお知らせがあった。
ちょっ、なにこれ!
小豆さんがっ!
私が一目見て落ちてしまった小豆さんがっ!!!
餡子ものがあまり得意でないので申し訳ないのだが、それでも小豆さんががががっ!!!
まんばちゃんとか燭台切さんとか放置かよ!


好きな男士も何人かいて、私の萌えポイントを延々と語るブログ記事も書こうかとも思ったが、需要の有無とか、とにかく未プレイなのにそこまで語るな、みたいなのもありそうなので、ここでは割愛する。
私のヘキがだだ漏れだし……



こんなところで、日本号さんに会いにいったお話、おしまい。





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