2018年12月31日。
私は隣の部屋から流れてくる紅白歌合戦の音声をBGMに作業をしていた。!
キリエの野望リストに入っていた「コピー本がつくりたい!」を達成するためである。
Twitterをながめていると、東京周辺では「オリジナル本でイベント参加」をされているフォロイーさんが幾人もいらした。
これに限らず大体において「どうせ東京でしょ」と焦げ臭い発言をするくらいのひねくれ方はとうの昔に済ませてある。
もう一つ言わせてもらうと、東京であるイベントがうらやましくて「いーなーいーなー」と言うと、気軽に「東京においでよ」と言われる。
イベント以外でも「東京に会いにおいでよ」とも言われる。
「じゃあ、そっちが来てよ」と言うと「やだよ、遠いもん」と返事され、「その遠いのをおまえはわしに『来い』と言うたんじゃ、わかっとんのかっ」とぶっ飛ばすくらいのこともしている、Twitter上だけど。
まぁ、それはさておき、「紙」になると「いいなぁ」と思う。
それも「束ねた紙」になると、もっと「いいなぁ」と思う。
ばらばらなのが苦手なので、ルーズリーフやシステム手帳は使っていない。
このあたり、語らせると長くなるから割愛。
さて、「コピー本」がつくりたい、という野望。
どうやって叶えようか。
まず、中身が必要だよね。
これが一番大変だった。
が、11月頃かな、頭の片隅にそっとあったまだ書いていない「フライドポテト」のお話を書けばいいじゃん、と思いついた。
この話は、もっと早くに思いついていたんだけど、ケーキやらなんやら、先にお話が割り込んできちゃったので、なかなか書けなかったものだ。
が、11月って、「空と傷」を書いていたときで、全然余裕なし。
そのあとは、なにしてたんだっけ。
そうだ、「My T」書いてたんだ。
とにかくかすかすだったし、とうらぶ始めたし、仕事に行くと異様にくたびれていて魂抜けてるし。
そして年末、ついうっかり「サンタ見習い」の話を書くことにしちゃったし。
そしてようやく、そういったことも終わり、年末の掃除も買い出しもお雑煮の仕込みも終わった大晦日の昼間、中身を書いた。
そのあと、Wordに移して編集。
普段はスマホで快適に読めることを意識して入力しているけれど、紙に印刷するなら違うもんね。
Wordが言うこと聞いてくれなくて、ぶち切れそうになる。
こうして冒頭の、紅白歌合戦の音声だけを聞きながらプリンタを動かしていた。
いろいろ考えたんだけど、手差し両面印刷で「折れば冊子になる」やりかたでプリントアウトした。
いっぱい失敗しちゃった。
これさー、イベントに持っていくだけのボリュームの本をある程度まとまって作るのって大変だなぁ、とつくづく思った。
こうして出来上がったのが、「美麗表紙がつく予定」のコピー本!
いや、満足満足!
すっごい達成感に包まれて、大晦日を終えた。
幸せじゃったなぁ。
この「第5話肉じゃが」はちゃんと投稿サイトにも上げるので、ご安心ください。
■参考
いずれもBL作品、R18含、閲覧注意。
◇フライドポテト
◇空と傷
◇My T
◇サンタ見習い三郎太くんのクリスマス・イブ