魅惑のバニ男くん / ブラック・バニーズ



バニ男くんを初めて見たのは、去年の10月4日、「おしりの日」に合わせて描かれた一枚のイラストでした。


バニーガールの格好をし、挑発的にこちらにお尻を向けちらりと私に(?)投げる視線はとても冷めていました。

セクシーなヒップに形のいいあんよ。
軽く足フェチな私はすぐに虜になりましたが、なんだか心配になるコでした。

■追記
バニ男くんの画像 (Twitterのツイートへのリンク。背後や閲覧注意 R18BL、だと思う)
リンクを貼ることについて作者さまの了承を得ています。ありがとうございます。


後日、描いた方にお聞きすると「大学生でバイトでバニーをしている。特定の相手は作らずにふらふらしていそう」というバニ男情報を聞くと、ますます心配になりました。

どうやらバニ男くんの物語は読めそうになかったのですが、私はずっと心の中で、

「ずっと特定の相手とつき合わなくてもいい。
だけど、人生のある瞬間だけでもいいから、誰か一人の人と向き合ってつき合う時間を持ってほしいなぁ」

と願っていました。

だからどうした、というわけではないのですけど、ただそう思わずにはいられませんでした。






それから4か月後、私はバニ男くんにバレンタインのチョコレートを渡してもらうお願いをすることができました。
そのときに、調子に乗って「バニ男くんのお話が書きたいです。お話というより、ある一場面を切り取るような形になると思いますが」と言ってみたところ、快諾していただきました。

そう言っているうちに、私の中では老紳士が穏やかな目でバニ男を見ながら心配する、というシーンが浮かんできていたのでそれを書くことにしました。



が!
その老紳士桐谷の過去にちらりとふれたばっかりに、とたんに「昔やんちゃをしていた昭和のえろじじぃ」になってしまいました。
そして、かつて可愛がっていた元バニーボーイ、今はいい感じに穏やかに成熟した優也にちょっかいを出しつつ、「まだまだわしはイケるんじゃ!」と言わんばかりにバニ男を挑発する、老獪なおぢさまになってしまいました。
ええええええ!
大誤算!!!

なんでこんなになっちゃったんだろう…
としょんぼりしましたが、一つ原因に心当たりがありました。


最近、TwitterのTLに「ダンディなおぢさま」、いや「ダンディな随分年上のおぢさま」の写真がずらり並んだのです。
いやー、すごいよ!
そのあたりの若い男性なんて目じゃないです。
すんごい迫力と圧倒的経験値の違いを見せられました。
思わずヴィスコンティの「山猫」を思い出しました。


そんなのが印象に残っていたのかもしれません。
温厚な老紳士桐谷はどこかへ消えてしまいました。



きっと桐谷もバニ男と同じ目をしていろいろやったんだと思います。
そして、彼の人生のどこか一瞬だけ、一人の人と愛し合い、それが支えになっている。
その相手が優也であることを私は強く強く願うのです。



ブラック・バニーズ (ムーンライトノベルズ R18BL 閲覧注意)


■参考






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