自分の中にエネルギーが貯まらなくなっていった。
仕事で異動となり、自分自身に余裕がなく、心が冷え固まってしまった。
こういったことが重なり、私は「My T」を完結させてから、ほとんど作品を書いていない。
幾つかあるブログも、Twitterも書く量がぐっと減った。
一時期はノートや手帳に向き合うのも苦しくて、ものを書かなくなっていった。
この1か月余、そうやって過ごした。
軽く予告していたように、それで特に支障もなく、あっと言う間に忘れられていくわけでもなさそうだった。
仕事も少しは慣れ、美しいものが美しいと感じられるようにもなった。
余裕ができたのか、ワンライにも参加させてもらい、地下帝国もちびちび掘っている。
連休に入り、私はやっと自分のペースで呼吸ができるように感じた。
変化に弱く、適応能力が弱いのも知っている。
コミュニケーション能力があまりないのも知っている。
どこかひとりで、それが寂しいこともあるし、それを強みにして進んでいたときもあった。
なんだか、Twitterではうろちょろしていたけど、とても遠くにいたような気がする。
#創作BL好きさんと繋がりたい— Kyrie (@etocoria_) 2019年4月28日
Kyrie(キリエ)
創作BL小説書き
代表作
「騎士が花嫁」、「空と傷」、「ブラック・バニーズ」、「腕の噛み傷うなじの噛み傷」
フォローはプロフで18歳以上と確認できる方にお願いしています。https://t.co/abQzINS3Dc#平成最後に私の作品もっと沢山の人に広がれ祭り
平成も終わろうとしている頃、私はこんなツイートをした。
そして、2017年に書かれたiPhoneのメモに残っていた「ブラック・バニーズ」の欠片を投稿サイトに上げた。
欠片の中には、私が「くちょjji」と呼んでいる桐谷がいた。
あの人が墜ちた話を書き終わったのが5月1日頃で、毎年このころになると胸がきりきりと痛む。
2016年から本格的に作品を書き始め、たくさんの人にかわいがってもらいながら、たくさんの人と関わり、そして近づきもし、離れもした。
そんなことが、欠片の中の桐谷を読んでいるとぐぐぐっと迫ってきて、泣きそうな、嬉しいような、切ないような、とにかくよくわからない感情がぐるぐると渦巻き、決壊している。
なんていうんだろう。
多くのニーズに合った作品を書いていないのだけど、私は自分が書きたいものが書けて、それを読んでもらえる場が持てて幸せだなぁ、と思っている。
噛みしめている。
すっごく嬉しいです。
ありがとうございます。
SNSでの関わりは、本当に下手で、「なんでみんなあんなに仲良くなれるのかしら?」と不思議に思うくらいはちゃめちゃなので、もう少し冷静に、かつ140字以上書けるブログで、たくさんたくさんありがとうをお伝えしたいと思います。
そして、自分の中から出てきた人たちなのですが、私の作品に登場してきたキャラたちにも感謝を伝えたいと思います。
ありがとうございます。
どこ作品も、どこか一緒に旅をして、シンクロして泣いてわめいて怒って喜んで気持ちよくなって幸せな気持ちを共有してきた感じです。
地下帝国もちびちび掘っています。
秘密にしていないので、どこかでお会いしたらお声をかけていただいても構いません。
お正月には出てこなかった、「2019年にやりたいこと」が幾つか出てきました。
どこかでエネルギーが貯まっているのだと思っています。
作品を読み、愛し、アクションを起こし、SNSなどで関わりを持ってくださった方々に、改めてお礼をお伝えいたします。
本当に、本当にありがとうございました。
ひとつの時代が終わる前に、なんとなく気持ちと機会がなかなか一致しなかったので、今のこの時にお伝えできて嬉しいです。
また、遊ぼうね!
Kyrie