ブラック・バニーズ あとがき / 広がる世界



※注意。ネタばれあり!




一枚のイラストから始まった「ブラック・バニーズ」。

何度か言っているように、「とある一場面を切り取っただけ」の短編で終わるはずのお話でした。
しかし、パラレルと称した二次創作でありながらも限りなく一次創作に近い作品が他の書き手さんによって書かれたり、絵師様がキャラクターのイラストを描いたり、設定や妄想をTwitter上で繰り広げたり、と私ひとりでは作れない「世界の広がり」を見せました。


これまで書いたお話もわいわい応援してくださる方がいらっしゃいましたが、こんなにも同時進行であれこれ私の知らないブラック・バニーズの世界が広がることはありませんでした。

なんて言うんでしょう、「大勢の人と作り上げた」感じがあります。

誰かが音頭を取ったわけでもなく、それぞれが(お互いに気を遣いながらも)それぞれに楽しく「自分がやりたいことをやっている」感じです。
続きを書け、イラストを描け、と強要されず、「わー、描きたいなぁ!」と創っていったのは、私の理想に近い形なので、驚きながらも嬉しく思いました。


途中で、そんな体験をしたことがありませんが、「ブラック・バニーズ」は私の手を離れ「世に出した」感覚になりました。
受け手がおのおの楽しむ世界、それを分かち合って楽しむ世界、そんな感じでした。

一応、割と中心になるお話をキリエが書きましたが、「いや、もうこれ、私が書かなくてもお話が続くんじゃないの?」と何度も思いました。

それぞれのBBを創り上げるために「設定資料がほしい」と言われたのも初めてでした。
こういう設定をしれっと上げるのを私は「騎士が花嫁」でしたかったのです。
本編に入りきらなかった設定やお話などをちら見せしたいと思いました。
結局、サイトで更新することにしたのですが私がサイトを放置しているので、目にふれることが少ないです。

そのあたりを考え、かつ加筆が楽なブログにBBの設定を書きました。
まだ完成ではないので、少しずつ整えて行こうと思います。


自分が「ユーリ!!! on Ice」に対しては「早く公式資料集出してくれよーーー!!」と思っているのに、いざ自分が設定を書こうとすると「で、みんな何が知りたいの?」とうまく書けませんでした。
あれでいいかなぁ?


皆さんの作品とBBのお話をばらばらにしたくなくて、アドバイスを受けてmecuruにも掲載し、「イメージレスポンス」という機能を使ってまとめることもしてみました。






書いていて、印象的だったのは「キャラの濃さ」でした。
どいつもこいつも目立ってさ!
いえ、嬉しいことなのですが、キング・オブ・困ったちゃんはなんと言っても「桐谷」です。

最初は「リタイヤした穏やかなシルバーエイジのおぢさまが、若さの勢いで好き放題している様子を見ながら、静かに『こうなるといいねぇ』と理想を他の人に話す」という話だったのです。

が!

桐谷のジジィがっ!
「あんたぁが好き放題じゃっ!
誰がこがぁに話をひっかきまわせゆーたんねっ!!」
というくらいヤラかしてくれまして、こんなに長いお話になって行きました。

振り回されっぱなしです。
ヤメテクレ!!


そのせいか、内容も残酷なシーンもドロドロ展開もあり、ムーンさんではブクマがごそっと減ることも体験し、「やーん、悪かったよう!でも話は変えられないんだよう!」となりながら、書きました。

私は奔放なバニーが書きたかったのに、いつの間にか「やんちゃなジジィが主人公かよっ!」となっていて、呆然となったのは一回ではありません。




つらかったのは、11話を書いたときでした。
それから私は少しだけ、ふさぎ込みながらBBを書いていました。
一応、第18話で終わったお話ですが、私はずっとずっと先のことをこのとき垣間見たような気がしました。

それはどうもしようがないことでした。
私は胸がいっぱいになり、その時は切なくて泣いてしまいました。




そんなこんなで私の「ブラック・バニーズ」のお話はこれでおしまいです。
もし、「自分のBBを書いた(描いた)」ということがあれば教えてください。
もしmecuruのアカウントをお持ちなら、イメレスつけてくださいね。




最後になりましたが、読んでくださった皆さん、わいわい一緒に作り上げてくださった皆さん、ポイントその他を入れてくださった皆さん、本当にありがとうございました。

やっぱり反応があると嬉しくて「よーし、書いちゃうぞー!」とヤル気になりますね。


私が勝手に名前をつけてしまいましたが、美崎こと「バニ男」の生みの親のおいしいご飯さん、本当に大事な大事なバニ男を預けてくださってありがとうございました。
バニ男の設定の面白さが、多くの人の興味をそそったのだと思います。


最近では「BB小数点」と呼ぶようになった「二次」と言うにはあまりに一次的な新たなBBの生みの親の草津玲緒さん、ありがとうございました。
誰かの作った設定でお話を作る、というのは「元の話との比較」が常につきまとってきます。
それは、自分のお話を書く以上にパワーがいることだと思います。
いつも楽しく読ませていただきました。
「小数点」が本編を追い上げげくるので、必死で駆け抜けてお話が広がった気もします。
まだまだいくらでも、お好きなだけ書いてください。




■参考
◇おいしいご飯

◇Kyrie

◇草津玲緒
◇BB設定資料(加筆予定)

ブラック・バニーズ 設定(随時更新)









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