こんにちは、キリエです。
とりあえず、「さらば、元婚約者殿!」の第一話を投稿してみます。
王道といえば王道の。
始まりも途中も終わりも王道と言えば王道の。
そんな「よくあるお話」です。
「王道が書きたい!」と言っていますが、シンデレラストーリーを目指そうとすると、どうもうまくいかないまま全敗続きです。
今回もうまくいったかどうかはナゾなのですが、とりあえず「完結」を目指しました。
今、書いたのは本編5話分。これでおしまい。
私になにか見えれば、続きを書くかもしれませんが、まずはこれで!
「キヨノさん」で、やっぱりあんなに長いのに「完結」できなかったのがどこか悔しかったんだろうなぁ。
あとは、自分の作品について「同じようなものばっかり」と思っていました。
同じようなのが続くとつまんないんじゃないか、とも思っていました。
けどさ。
あれはどなただったか。
やはりなにかの表現者だったと思いますが、その方がね。
「チェーンのカレー屋に行って、毎回毎回同じものを注文する人がいるのはどうしてだと思う?
『その味』を求めているんだよ。
毎回違ってなくていい。
同じでいい。
だって、その味を求めて行っているんだもの」
だから、創作も同じようなものが続いてもいいのだ、とまとめていらっしゃいました。
心強かったです。
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お話はターナー王国の地方領主の綺麗系息子アルフォードが婚約者を連れ帰るところから始まります。
主人公はその婚約者。
軽めで淡々と。
いろいろ淡々と、しています。
秋なので「しっとり」とか「肌寒いから温めてあげるよ」とか、そういう要素皆無、そして定番の「なんでも許す方向け」となっています。
1日1話ずつ更新する予定です。
よろしくお願いします。
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■Play List
このお話を書くときに聞いていた曲。
どの曲も全然、お話の雰囲気とは違っていて、自分としても「えぇ~?!」と思いました。
でも、お耳が欲したのだ。
- 平川大輔 「共犯者」
- 富永TOMMY弘明 「ジョジョ ~その血の運命~」
- coda 「Bloody Stream」