※ネタバレあり。
※「キヨノさん」第65話まで読み終わっている方向け。
「未完の完」として完結した作品にしてしまった「キヨノさん」ですが、すごく気になっているようです。
一方でとても気が楽になりました。
日本や日本っぽいところを舞台にしたお話を書くときは、実際の季節に合わせて書きたくなってしまうため、どうしても書く時期が限られてしまって。
あのお盆休みのお話も夏の間に書きたい、と思っていて、5つくらいのお話を考えていたのに、実際には3つくらいしか書けませんでした。
そういう迫られる感じから「未完の完」をつけたあとは解放されました。
「さらば、元婚約者殿!」の始まりのブログにも書いたのですが、「それでいいんだ」と振り切ったのも弾みになったと思います。
「同じようなものばかり書いて」と思えてしまい、書く気になれなかったのだけど、「あの店にいけばあの味の料理が出てくる!」と「あの味」を求めてやってくる人もいらっしゃるのだから、「いつも同じようなお話になってもいいのだ!」というアレです。
第64~65話も、これまでの私の話によく似たテイストになってきました。
いいんです。
それがいいんです!
と思い、ぶっ飛ばしてかっ飛ばして書きました。
ね、本当に読みました?
第65話まで読んだ?
いい?
あああああああああっ、やっとっ!やっとここまでキターーーーーー!!!!
能面塩対応のキヨノさん。
ヘタレ残念王子の伯爵様。
なんとなくの「第一部完」では、つらいもにゃはあったけど、幸せらぶらぶいちゃいちゃもにゃはなくっ!!!
そこが非常に心残りでした。
でもさー、キヨノさんがさー。
いつまでもお子様でさーっ。
ほんっっっっとうにっっっっ!!!
諦めてた部分もありました。
だって全然その気にならないじゃんっ!
伯爵様は悶絶してそうだったけどさぁ。
よく耐えたよ、伯爵様ぁ。
それがっ!
やっとっ!
イケるかもしれないっっっ!!!
覚えていますか、みなさん?
私がこのお話を書き始めた理由。
「溺愛とろとろらぶらぶいちゃいちゃもにゃもにゃが書きた―――――い!!!!」
これでございますよ。
ああ、長かった。
1年半くらいかかってる?
どうなの?
ってか、そんなにキヨノさんとつきあっているんだ……
やっと致せるかもしれないっっ!!!
長かったなぁ、キリエよ。
しみじみ思います。
あとはもう、いろんな人たち、おとなしくしといてぇぇぇぇっ!!
これを祈るのみでございます。
ひとまず、一歩手前まできたぞーーーーー!!!
Kyrie
■Play List
- 「共犯者」 平川大輔 平川さんの甘い声がやはりたまらんっ!
- 「打上花火」 DAOKO、米津玄師
- 「シャ・リオン」 河合英里