銀のエトコリア

2020-10-03

広島城で「毛利藤四郎」の写を見た / 企画展「THE KOSHIRAE(拵) ~超・拵入門~」

 

中秋の名月の夜、延長開館されていた広島城へお月見に行った。
企画展「THE KOSHIRAE」も見ることができた。

刀剣についてはあまり知識がなく、美術館に展示されているものも「刀身」(でいいのかな?)のみの裸んぼう(?!)のことが多い。

「拵」とは刀剣の外装のことで鞘(さや)や鍔(つば)、ほかもろもろが展示されていた。

朱塗りの艶やかな色気のある鞘、梨地の鞘、動物が彫られている鍔、葵の御紋がこれでもかともりもり装飾されているデザイン。
紐も平紐から極太のごっついのから。
見ながら「根付」を思い出していた。
こんなところにこんな凝った細工いる?!というものも多かった。


広島にいるとあまり刀剣展もなく(ふくやま美術館は江雪左文字があるから多いけど)、なかなか見る機会が少ない。
なので、まさか広島城で「毛利藤四郎」の写しを見るとは思っていなかった。

「藤四郎」の名前がついた短刀を見たことがある。
形がよく、健やかで、元気。
そんな雰囲気の短刀だった。

それを思い出しながら、毛利藤四郎(写)を見ていた。
刀身のみだったので、本物はどんな拵になっていたのだろうかと想像しようと思ったが、知識もなにもなく、なにも思い浮かばなかった。


刀剣の重さ体験のところでなぜか「日本号のレプリカ」もあった。

謎の多い展示だったが、「超・入門」だけあった、解説もわかりやすかった。
もっとゆっくり見たいなぁ。
そのときには、ノートと鉛筆とでメモしながら見たいなぁ。


広島城 Hiroshima Castle Rijo




ほぼ満月の月は明るく美しかった。



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