手や足の首や筋や骨やなんやかやが好きな方々とTwitterで盛り上がり、「フライドポテト」なんてお話を書いたことがありますが、もうちょいねっちょりと語ってみましょう。
私が「男性の手ってえろい」と感じたのは、リアルではなく、まんがの「煙草を吸うときの手つき」でした。
大きくて角ばっていて、細いものを指で挟んで手首を上や下に向けたり。
実際には、嫌煙なので煙草を吸う人に対し、あまりセクシーだと思わないのですが、その作品の手の描写には「まいりました!」と思いました。
それから小説などを読んでいると、手や指の描写が入ります。
特にちょっとセクシーなシーンでの描写は、読者をその気にさせるためにえろすを含ませていますね。
読んでいるとどきどきします。
好きな感じなのは、「ワイシャツを腕まくりし、机に手をついてる」でしょうか。
手首がくきっとなっていて、腕の内側が見えて。
筋や筋肉の凹凸がちょっと見えて。
骨と筋の間の微妙なへこみの線、とか。
手首の横のぼこっと飛び出た丸い骨がなんとなく生々しく。
指の感じなんかも、どれにしようかな。
神経質そうな長い指、という描写をよく見かけましたけど。
刃物や専門の道具の扱いに長けている手の動きは素敵ですね。
「職人さんの手仕事」なんて、楽しすぎる。
慣れるまではよく怪我をした、とかもうたまりません。
いや、怪我をしたら大変なのですが。
なんというか、「異世界にトリップしたら素晴らしい能力を身につけていた!」ではなく、きっちりきっちり経験を重ねて身につけた感じの。
「働き者の手」もいいですね!
しかし、語彙もなく、「手のある雰囲気」を受け留めているだけなので、それを自分の作品の中で表現しようと思ったら、すぐに行き詰ってしましました。
なんていうのか、「見てるだけ」じゃ身につかないのね、と別のことを感じてしまい、へにょりん。
ちなみに私の手の甲は血管が浮きやすく、「かわいいふかふかの手」じゃないので、がっかりです。
BLの世界ではモテそうですね!