すでに会期は終了しているが、覚書のために。
阪急博多であったユーリの原画展に行ってきた(20180918)。
会期後半の平日を狙ったので、人が少なくゆっくりと見ることができた。
初期の平松さんのスケッチのヴィクトルは、なんていうんだろう、すごくがっしりしていた。
えらもしっかりして、まぁ、言ってみればちょっとおじさんぽかった。
「ああ、27歳のロシアの人だなぁ」という感じがした。
それがどんどん細くなっていって、「どうしてこう変化したんだろう」と思った。
どっちも素敵なんだけど、いかついヴィクトルも、なんというか萌える。
この越えられない体格の差、というものになにか感じているのかも。
このヴィクトル、もっと見てみたい。
対して勇利の初期スケッチは、もっと平々凡々としていて(?!)、フツーのというか、華のない雰囲気の青年だった。
いかついヴィクトルと平々凡々とした勇利がじゃれている(?)スケッチを見たとき、なんというかすごいリアルだった。
「あ、実在する、この2人」と思ってしまった。
作っていく過程で変化していったんだろうなぁ。
それが知りたいなぁ。
どうしてそれが、重要シーンになるとまつげばしばしの乙女ちゃんになっちゃうんだろう。
かわいいし、あのお話にはアニメーションのデザインのほうが似合っているけれど、リアルな2人のお話も見たい。
ユーリはあまり変化なかった。
が、もっとヤンキーっぽくって、ナイフみたいで、線が細くてどこか薄幸そうで、「やだやだやだ!幸せになって!!」と思った。
本編のユーリもその名残がたっぷりあるけれど、でもかわいらしさがあったり、他の人たちとの絡みがあったりして、ほっとしている。
私が一番嬉しかったのは、Chacottoさん作成の衣装が見られたことだ。
今回は撮影NGだったけど、ずっと本物が見たかったので、嬉しくて。
やはりストーンのキラキラが写真よりもくっきりとしていて、綺麗。
Twitterで撮影可能なイベントでの写真が流れてきていたけれど、やはり本物は迫力が違うし、MIZUNOさんのときに感じた「彼らを実感する」体験ができた。
きゅっと締まった身体。
ユーリ、華奢!
細部まで綺麗。
これがスピンや滑走で揺れたりひらひらしたりするのかと思うと、「誰か着てエロス滑ってください!Yuri on Iceも!あれもこれも全部!!」と叫びたかった。
他にもデザイナーさんによるデザイン画と解説、素材見本は全選手のものがあった。
それプラス、それぞれの選手のSPとFSの楽曲の作曲者さんによる解説もあった。
改めて、この作品がたくさんの丁寧な作業の末に完成したのだと感じた。
情報としてすでに知っていることも多いのに、いちいち「うわああああ!」と思っちゃった。
例えば、オタベックは勇利より背が低いこと。
なのにあの存在感。
さすが建国しちゃうだけある!とひとり納得していた。
身長、年齢、それぞれの性格、国などの背景など、綿密に作られている。
声優さんがアフレコをするための動く鉛筆画(?)もあって、「ユーリ!!! on Radio」で「どんなふうな仕上がりになっているのか楽しみ!」「まだ見てないんですよ」と会話されていた意味がようやくわかった。
これで仕上がりは想像できないよ!
久しぶりに、毎週、胸が痛い。と言いながら放送を見ていた頃を思い出していた。
もう1回、なにも知らない状態で見たいなぁ。
でも設定資料集は手元にあって、「なに、あれ、もうちょっと詳しく!!!」と思ったときにちらちら見て、「えーーーー!!!こんなヒミツがここにっ!!!」とかやってみたいなぁ。
プレゼントつき前売り券でステッカーをもらった。
ランダムで、ユーリが出た。
美しい。
来年のほぼ日手帳weeks2019に貼った。
来年も一緒だよ!
劇場版も公開される予定だし、楽しみ!!!
ちなみにこの旅には、MIZUNOさんの勝生勇利選手モデルのスニーカーを履いていきました。
もっとMIZUNOアイテムを持った人が来るかと思っていましたが、人が少ないせいもあるけど、リュックを背負った人お一人だけ、見かけました。
お声がかけたかったけど、ヘンな人になっちゃうから、やめておいた。
ユーリ!!! on GRAND PRIX