Twitterでもちょくちょくツイートしていましたが、九州に旅行に行っていました。
ひとり旅もがんがんするのですが、九州の創作つながりのお二人のご厚意に甘えて、おんぶにだっこで回ってきました。
地元の人に案内してもらうと、見知らぬ人がさまようのとは違います。
車も出していただいたので、本当に楽をさせていただきました。
その中で思ったのですが、「このまま創作の舞台にしちゃえばいいのに!」。
印象的だったのは別府での体験でした。
私たちは地獄蒸し、という、温泉の蒸気を利用した蒸し料理を食べ(それも自分で食材を出し入れする体験型)、温泉に入り、上がったらサイダーを飲み、翌日は砂風呂に入りました。
こんなのオイシすぎるよ!
いちゃらぶかぽーのどちらかが別府かその近くの出身なんていいですね。
仮にトヨくんにしましょうか。
その相手は仮にタカくんにしましょうね。
そのタカくんが「トヨくんの育ったところ、見てみたいな」とおねだりするのもいいですし、トヨくんが「俺の育ったところ、タカくんに見てほしいな」なんて誘うのも素敵ですね。
それでもくもく上がる湯気を見、硫黄の匂いをかぎながら「温泉街」を歩いたり足湯なんかをしながら、地獄蒸しを堪能。
「わぁ、ナス、甘いね!とろけるよ」とか。
「いっこ余るな。タカくん食べなよ」「え、半分こしよう」とか。
そしてうれし恥ずかし温泉ですよ。
人目があるのでいちゃいちゃできませんけどね。
どちらかが「他のヤツに見せたくない!」とイライラしているのに、もう片方は「温泉気持ちいい」とにこにこしていたり。
お風呂上りは牛乳でもなんでもいいですよ。
「喉乾いた~!」とぐびぐびなんか飲んでください。
夜は旅館でもホテルでもなんでもいいから、もにゃもにゃ旅情編で盛り上がっていただいて。
砂風呂の砂の熱さと重さにへろへろになりながら、「すっごい気持ちよかった~!」と真っ赤な顔をして言ううけさんにせめさんたまらん!とか。
もちろん、育ったところも見て回りますよ。
「トヨくん、この小学校に通ったんだ。
どんなコだったの?」
なんて聞いたりしちゃって。
中学生の初恋エピソードを聞いて、ちょっと嫉妬したりして。
それでお土産選んで、帰る頃になると、寂しくなっちゃって。
「また来ようね」と言うけど、やっぱり寂しくなる。
「でも、二人の部屋に帰るんだから、いっか~」とかなんとか言っちゃって、結局帰りに乗り物の中でいちゃいちゃする。
というのがいいですね。
誰か書いてください。
えー、これをキリエに書け、と言われたのですが、お断りしました。
もう一つのポイント「方言」が書けないからです。
自分の旅行中、私はずっと広島弁をしゃべっとりました。
えぇ、それしかしゃべれんけぇ。
そして九州のお二人もずっとそれぞれの方言を話していらっしゃいました。
いいですね、方言。
方言萌えの要素を持っているので、気持ちいいのなんのって!
それでさっきのトヨくんとタカくんですけど、トヨくんにはぜひとも別府付近の言葉をしゃべってほしいんです。
それを聞きながらタカくんはちょっとどきどきするのがいいですね。
こういう理由で、私には書けません。
このとき、思ったのですよ。
サスペンスドラマの旅情編みたいに、そこの土地ならではのなにかとことばで創作するのも楽しそうだなぁ、って。
もっと読みたいです。
書いて♡
派手な設定とタイトルなのもいいですが、そんなに複雑なものにしなくても、そっと身の回りにあることを舞台や題材にして書くのもいいかなぁ、と思いました。
ちなみに、しれっと宣伝しておきますと、私もひとつ、それっぽいお話を書いています。
あまり観光客向けではありませんが、一応、日本三景の一つを回っています。
美しい表紙も描いていただきました。
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