春の名残だったのでしょうか。
大型連休も終わり、初夏というより夏っぽい気温の日もありながら、春からの異動でへろへろしていました。
そんな中、淡白で定評のあるキリエですが突然
「もにゃもにゃしーんが書きたい!
それも攻めさんが敬語のヤツ!!!」
と思い立ちました。
しかし、連載をする気力もなく悶々とする日々が過ぎ。
「連載にしなくてもいいや!
いざとなったら『かけらばこ(注)』に突っ込んじゃえばいいや!」
とひらめきました。
(注)「かけらばこ」
主にTwitter内で書いた「物語のかけら、のような小さなもの」を集めた、短編未満集。
そして、とりあえず書いてみました。
せっかく書くなら、一番書きたい「もにゃもにゃしーん」から書けばいいのにさ。
あたしったら、ご丁寧に「気がついたら結婚してました」のシーンから書き始めちゃって。
いえね、少しぐらい設定めいたことを書いたほうが突然「あ、はくしゃくさま、うん、きもちいい、です…ぅ」と始まるより盛り上がるんじゃないか、と思ってさ。
それで冒頭のちょこっとを書いたら、気が済んじゃった、というか。
どうもね、デジャヴ感満載なんですよ。
ここでも腹ぺこの子がいる!
ここでもおにぎり食べてる!
ここでも歳の差!
ここでも体格差!
ここでも嫁!
ここでも身分差!
自分の引き出しの少なさに少々落ち込んできましてね。
それでも、せっかく書いたから見せびらかしたくて(!)、どこに上げようか考えて、とりあえずもにゃもにゃしていないから「すぐに流れてしまうTwitterのスレッドめっちゃつないで流してみちゃえばいいや!」と思い、そうしました。
そうしたら、数人の方が「続きはありますか?」と聞いてくださったのですがなかったので「ありません」と答えました。
今現在、書いたはいいが完結していないお話は2つ。
「リザードマンとお茶を」と「Bar MATSUHO」。
どっちも先が見えていないので、「見えたときに書くものかなぁ」と放置しているんですが(私も読みたい)。
それに加えてもう1つ「未完で終わる気満々」のお話を上げてもいいのかなぁ、と迷いました。
自分が「完結ハンター」なので、読み進めて未完であると悲しくなるため、自作はできるだけ完結させたい!と思い、これまでは書いてきました。
しかし、なんでしょうね。
自分の蓄積したものを使い果たした、燃え尽きた、仕事等でメンタルもやられて動けない、などがあり、あまり書かなくなりました。
ツイートもあまりしていないかも。
ちょくちょくは見ているんですけどね。
そんなこんなでのらりくらりしていたのですが、うっかり続きが見えてしまったので書いてみました。
2話あったらね、どこかに載せてみたくなったし、ちらちらと小出しツイートした「第2話」を読みたい、とおっしゃってくださる方もいらして、「じゃあ、載せてみようか」という気になったのですが。
ここで問題です。
「タイトルが決まりません!」
ほんとにほんとに、どのお話もタイトルと説明文・あらすじって大変だよね!
専属さんを雇って「書いて―!!!」ってお願いしたい。
感想ツイートを書く方の中にめっちゃ上手な方がいらして(キリエ作品への感想だけではなく)、読み手としてそのツイートを読んだら「あ、なにこの作品、そそられる!読みたい!」と思わせる感じでその作品のエキスと魅力をちゅっと絞った内容になっていて、それも140字に収める!
タイトルとURLつき!
すげーーーー!!!
まぁ、そんなこんなでTwitterでフォロワーさんにもアイディア出していただいてタイトル考えたけど、なかなかこれだ!というのがなくて「もう『キヨノさん』でいいんじゃない?!『サザエさん』みたいでさ!」と多少ヤケになってつけたタイトルで、6月3日から連載開始しました。
もうタイトルは「キヨノさん」でいいんじゃね?— Kyrie (@etocoria_) 2019年6月3日
細切れでしか見えていないので、なにが起こってどこが着地点なのかわかりませんが、「できるだけほのぼの」を目指していこうと思っています。
うーんうーん、難しいかもなぁ。
それでルーポ(「空と傷」)も失敗しているんだよなぁ。
今度こそ、シンデレラストーリー書けるかなぁ(多分、無理)。
というはちゃめちゃ状態ですが、キヨノさん、がんばっています。
よろしくお願いします。
■「キヨノさん」 ムーンライトノベルズ R18BL
■「キヨノさん」 アルファポリス R18BL
最大の問題点は「すでに自分がもにゃもにゃしーんを書かなくてもいいや、って気になっているところだよね」(ぼそっ)