3月に入ってすぐ体調を崩しました。
ピークが過ぎた頃、私はひとりでお昼ご飯をおうちで食べなければなりませんでした。
作りたくない。
そう思ったときに思い出したのが、
去年唐津で買ったユーリのボルシチでした。
中袋にもなにか描いてあるかな、と思いましたが、それは銀色のままでした。
よろよろしていたので、レンチンして食べました。
優しい味でした。
きっと日本人向けに味が調整してあるのだと思います。
でもそれが、弱っていたあたいの胃腸に沁みました。
「マーマの味なのかしら。
私が知っているマーマは海底で赤いバラの花を捧げられながら眠っているわ」
と考えながら、ふと思いました。
ユーリのじーちゃんのボルシチが食べてみたい!
ピロシキ、そしてカツ丼ピロシキを作るじーちゃんです。
きっとボルシチなんてお手の物!!!
それからヤコフやリリアが作ったボルシチも食べてみたいなぁ、と思いました。
不思議とヴィクトルとユーリのボルシチは食べてみたいとは思いませんでした。
まず「作れるの?」というところからスタートです。
ユーリが勇利やオタベックに振る舞うために、じーちゃんからピロシキとボルシチのつくり方を教わる、というのもいいなぁ。
とついうっかり、妄想しました。
お陰様で体調は元に戻りつつあります。